春先に白い花を下向きにたくさんつける亜高木。とはいえ、結構な高さまで大きくなっているのを見ることもあるから高木なのかもしれない。暗い林の真ん中には生えていないけど、それでもいろんなところに生えていて、花の終わる時期になるとあちこちの林床に白い花びらが落っこちている。
花は5弁。2~3cmくらい。きれいな、品のある白色でおしべが黄色。
葉はこれといって特徴がない。常緑樹と落葉樹の間くらいの微妙な分厚さと色をしている。あとは葉の先がのびるようなかたち(をしているのもある)というくらいか。
~2014年3月3日追記~
3月にはいってもエゴノキは咲きまくっています。
白い花が下に落ちるので、エゴノキが生えている場所がすごくわかりやすいです。
基本的には五弁なんですが、4とか6も混ざっています。
樹皮はボコボコしています。下の写真は雨でぬれて実際の印象よりもボコボコが強調されて写っていると思います。
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エゴノキ科 Styracaceae,
植物