長さが30cm+までになるほど大きな分裂した(先が割れた)葉が特徴的な低木。名前のとおり、葉は八っつに分かれているかな?と思って見てみるも、葉の構造からみて偶数に分裂することはなさそう。図鑑※をみても「7~9裂」と書いてある。

同じく図鑑には「(リュウキュウヤツデ)はヤツデに比べ葉はやや質うすく表面に光沢はない」との記載がある。ちなみにヤツデは九州以北に分布。
林内よりも林道や登山道沿いの明るい環境に多い。


円錐花序に小さくて白い花がつく。


つぼみはウコギ科っぽい球状の餅カビ的なかたちについている。


新しい葉が展開する様子は動物みたいな雰囲気があって面白い形。茶色の毛に覆われている。

※参考文献
 初島住彦 (1975) 琉球植物誌(追加・訂正).沖縄生物教育研究会.

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