林縁でよく見かける低~亜高木。林道・登山道・作業道沿いでは本当に頻繁に見かける。鋸歯がある小判型の(植物用語で言うなら楕円形)葉が目印。葉の縁は波打っていることがよくある。
花は白色。知らなかったんですが、図鑑によると雄花と雌花があるんですね。上の写真は雄花と思われます。花の大きさは3mm程度で総状花序。
葉はきれいな楕円形。鋸歯もそろっているのでとても端正な葉という印象がある。主脈・側脈もしっかりみえる。分厚いいかにも照葉樹という葉のおおいヤブコウジ科の中にあっては腰はあるものの薄くてしっかりしていながらも軽やかな葉という印象。もちろん、この種が林縁を好むからなんだろうけど。
~以前撮った写真:2014年1月17日~
4~5mmくらいの球形の実をつける。クリーム色でたわわにみのる。パフっぽいというか、水分を含みながらもさくっとしているというか、そういう感じで中に細かい黒い種が入っている。
Categories:
ヤブコウジ科 Myrsinaceae,
やんばる,
植物